伊丹くじら保育園 社会福祉法人くじら伊丹くじら保育園

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3.11  東日本大震災

3.11  東日本大震災

 2011年3月11日の14時46分に忘れられない、忘れてはならない大震災がありました。

当然のことながら、子どもたちは誰ひとりこのできごとを知りません。

 毎年、幼い子どもたちに、どういう風につたえるべきなのか悩みます。大きな波が家をのみ込む写真、道路がひび割れて車が横転している写真を見せながら、くじら保育園のみんなや先生、家族の人を合わせた人数より、はるかに多い尊い命がなくなったことを話しました。

 明日が来るのが当たり前ではないこと、決してケンカすることは悪いことではないけれど、1日の終わりの“さようなら”をするまでには、仲直りをして帰って欲しいとお願いをしました。

 万が一、震災が起きた時には、子どもたちにもできることを1つでもやって欲しいという願いから、みんなにはどんなことができるか質問したところ、「机に隠れる!!」「ママに言う」「赤ちゃん抱っこする」とこたえてくれました。

“自分の身を守ること” “大きな声で危険をまわりにつたえる事” “家族や小さな命を大切にすること”

どれも大正解で大切なことです。ほんとに子どもたちの力は無限です。小さな力が集まったら、どんなことも乗り越えられるのかも知れないと思います。

 いつもは、おしゃべりが絶えない子どもたちが、一人ひとりシッカリ目を見て、最後まで聞いてくれました。その姿をみて、あらためてつたえることへの重責を感じました。

 岩手県の海を見下ろす丘に、木々や花々に囲まれた白電話ボックスに、線の繋がっていな黒電話があるそうです。震災で大切な人を亡くされた人たちが訪れては、受話器を手に取り語りかける。一方通行なのかも知れないけれど、想いは届いて欲しいと心から願います。

 いつ起きてもおかしくない天災。あたためて、子どもたちとの日常がどれだけ幸せなことなのかを実感するとともに、不条理な「さようなら」がないように日々、子どもたちの笑顔を奪わないようにするために、園ができることを職員と一緒に取り組んでいきます。

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